【長野】野生動物に会いに行こう! 2月に国営アルプスあずみの公園に行ってみた!

動物と触れ合いたい、見に行きたいとなると皆さんはどこを思い浮かべますか。

まず最初に浮かぶのは、動物園ではないでしょうか。最近では旭川動物園のような行動展示を取り入れ自然な動物の姿をみることができる施設も増えてきています。また、サファリパークのような臨場感、躍動感を感じることができる場所もあるでしょう。

では野生動物を見に行きたいとなると、どうでしょうか。都会の喧騒から離れ、自然の中で力強く生きている野生動物に出会えるところへ出かけてみませんか。

手つかずの自然が生きる場所 国立公園・国営公園へ出かけよう

北海道・知床五湖の風景

国立公園は簡単にいうと「ありのままの自然環境を、誰でも楽しむことができる公園」のことです。一般的な公園とは違い、山や森林、海、林、湿原、渓谷といった自然そのものが公園となっています。自然環境を楽しむための施設や遊歩道などの整備、自然環境を守り続けるような取組みがなされていて、人の居住区から離れていることや環境保全活動を行っています。このため豊かな自然があるだけでなく、めずらしい植物や絶滅危惧種の動物や昆虫の生息するスポットとなっており生物の多様性を垣間見ることができるのです。

公園内には特別地域と普通地域に分けられています。さらに特別地域には、生息する動植物や環境の貴重さによって特別保護区をわけられているため、特別地域のなかでは立ち入り禁止の区域もあります。

それぞれの国立公園では季節によっても見せる顔を変え、そこにしかない特徴ある自然や文化を楽しめます。流氷と大型動物の楽園である知床、日本一の大湿原の釧路湿原、断崖絶壁の海岸線が入り組むリアス式の三陸復興、東洋のガラパゴスといわれる小笠原、世界最大級のカルデラを誇る阿蘇、樹齢1000年を超えるダイナミックな屋久島、透き通る海と地平線が広がる慶良間諸島・・・。他にも日本には数多くの国立公園が存在しています。

国営アルプスあずみの公園に行ってみた

 国営アルプスあずみの公園は、国立公園ではないものの国営公園として運営がなされています。国立公園、国定公園、国営公園は以下の違いがあります。

国立公園国立公園とは環境省が管轄する自然保護を主な目的とした公園です。管理は国が行います。
国定公園国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づき、環境大臣が認定した公園。ただし、管理は各都道府県が行います。
国営公園都市公園法で定められた要件を満たす公園または緑地で、国(国土交通省)が設置したものです。

わたしは2月の寒さも厳しい時期に訪れました。

あずみの公園は長野県に位置しているため、もちろんのことですが積雪30~50㎝程度ありました。豊かな自然環境に恵まれた立地を生かし、観光、文化、環境学習等の多様なレクリエーション活動の拠点として、また、安曇野地域の環境保全の拠点となる公園となっており、堀金・穂高地区と大町・松川地区にわかれ広大な広さを誇ります。

今回、自然がより豊かな大町・松川地区をおとずれました。保全ゾーンや自然体験ゾーン、レクリエーションゾーンなど5つに区分けされており、森の中に空中回廊を備えバードウォッチングをしたり、冬季には普段入ることのできない保全ゾーンに足を踏み入れ自然を肌で感じることができます。スノーシューのレンタルもあるので初心者でも雪に覆われた森の中を散策するのにも大装備しなくても大丈夫。ガイドさんと一緒にアニマルトラッキングができるプランも時々行っているようなのでそちらを利用するのも楽しいかもしれません。

せっかくの雪の森。単独でアニマルトラッキングをしました。
冬の真っ白な雪の上に動物の足跡を探し、野生動物がどのように行動したのかを読み解くのがアニマルトラッキングです。あずみの公園の保全ゾーンではいくつもの足跡を見ることができました。まっすぐに森の中に消えていく足跡や、いくつかの足跡が入りまじり円を描くように蹴散らされていたりと生命の息吹を肌で感じます。

そして、今回の散策では野生のリスの姿をキャッチすることができました。雪の上にある足跡は、動物の姿だけでなく、動物園ではみることのできない姿をみることができ、その体験は動物たちがそこにいるような臨場感と生命の営み、そして自然の厳しさ、美しさを教えてくれます。

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国立公園を楽しむために

自然をあるがままの姿で楽しめることができるのが国立公園の魅力です。

今回訪れた南アルプス付近は大きな山脈に囲まれ、氷河期遺存種であるライチョウや高山チョウがみることができたり、手つかずの森林も多いためニホンカモシカのような大型動物の密度も高いとされています。その地域での固有種を楽しむことができるのが国立公園の魅力とも言えます。

その動植物を守るためにも、ごみは持ち帰ることや決められた場所以外でのキャンピングはしない、ペットは連れて行かないなどの制限があります。すべては来たときと同じままに。これが自然保護の原則になります。ルールを守れば自然は優しく迎えてくれるかもしれません。

文/rinemo

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