ロングトレイルハイカーの妄想バックパック脳内検討委員会 (前編)

久しぶりに、メインのバックパックを買い替えようかなと検討中。自分はだいたい、60リットルくらいのをロングトレイルに使っている。3泊くらいまでなら最近はOspreyのTalon44を使っているが、5泊以上のセクションがあって期間が1カ月以上になると、もう少し容量が欲しい。

また、時には自分のスタイルをはみ出した視野でギアを見てみると、自分がなぜ今のを使っているかが浮かび上がってきて役に立つことがある。新しい考えが入ってくることもあるし、何より楽しい(笑)。ということで、軽い順に妄想。

軽量級

世の中には500gを切るような超軽量級もあるが、そこまではカバーできない。まずは軽量級定番のゴッサマーギア。


Gossamer Gear Mariposa 60

容量だけ考えるとマリポーサになる(アメリカ人の発音を聞くと、コレを「マリポサ」と書くのは自分には耐え難い)。自分は現在、ウレタンマットを背中に入れない前提でエアマットを使っている。そもそも荷物が重いので、この手のバックパックは対象外だったのだが、ゴッサマーは2016年にえらくしっかりしたヒップベルトを出し、コレがマリポーサのアルミフレームを差し込むことで一体化する形になっている。パッドさえ入れれば自分のスタイルでも十分アリだ。脇のポケットにソフトウォーターバッグを入れると、手持ちの水容器が全てソフトタイプになる。水バッグはリークが怖いので、外にはハードボトル(だいたいペットボトル)で中にはソフトタイプのウォーターバッグ、が自分のスタイルだ。ココは個人的には使いづらそう。
最近のウルトラライターを見ていると、ゴッサマーでもゴリラ40が多い。ただ40リットルでは自分には無理があるので、もう少し大きなシルバーバックか。


Gossamer Gear  Silverback 50

一応フレームが入って、背中のムレを防ぐメッシュパネルがあり、外にハードボトルで水を入れる。こっちの方が現実的だ。
しかし、他のブランドならもっと容量が大きなモデルがある。だいたいウルトラライトのバックパックは外ポケットをルースにして容量に数えているから、少し大きめを選ぶ必要がある。

Hyperlite Mountain Gear 3400 Windrider

ロングトレイルでも自分のような超ロングディスタンスをやっていると、ゴッサマーよりもHMGの方が周りに多くなってくるように感じる。ゴリラとかは、1~2週間くらいのセクションをウルトラライトで歩いているハイカーに多い。

実はヘイデュークトレイルを歩くに当たって、自分は真剣にウインドライダーを検討した。ただ、ロールトップだけだとおそらく自分は入り切らないくらい詰め込んでしまうから、買うとしたらもう1サイズ大きな4400(70リットル相当)が妥当だろう。しかし、ヘイデュークでは食料や水を大量に運ぶために容量が必要だから、自分のやり方だと瞬間的に総重量25kgオーバーとかになりかねない。さすがに無理がある、と考えてやめた。あとやっぱり、背中にパネルは欲しい(アルミフレームはある)。となると、ほぼ同様の構造ということでこっちもある。


Zpacks Arc Blast

Zpacksがバックパックを作り始めた時、自分の周りではあまり評判が良くなかった。使っていたのはスカウト(2015CDT)くらいだ。大きめのフレームとメッシュパネルが別売りで、自作で取り付けることになっている。

Zpacks Ultralight Backpacking Gear - Carbon and Fiberglass Arc Frame stays and components for DIY backpacks.

側面がコンプレッションできるのもいいし、色々オプションもあるから軽量級ならほぼ納得のスペックだ。今からアメリカ3大ロングトレイルを歩くなら、個人的には軽量級の第一候補になる。ヘイデュークでは8日間のセクションとかが連発で、55リットルでは少し物足りないから検討しなかったけれど。下から内部にアクセスできるジッパーを別注で付けてくれるなら、いずれ買ってしまいそうだ(笑)。
ウルトラライトのブランドも、取り外しを前提としないフレームや背中のメッシュパネルを採用するモデルを随分と出してくるようになった。つまりこれは一つのトレンドと言えるだろう。自分はこのトレンド感というのを割と重視していて、同じような構造のギアが各メーカーからどんどん出てくる時期というのがあるのだ。超軽量を突き詰めるハイカー達は別にして、次のブレイクスルーが訪れるまではこの形が軽量級のスタンダードになるだろうと思う。

つづいて、軽中量級を考えてみる。

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