ロングトレイルハイカーの妄想バックパック脳内検討委員会 (後編)

前回の続き。中量級以降です。
軽量級だとネット通販が多いが、自分のように長旅を想定すると、そこそこ丈夫でフレーム入り(ある程度の重量を安定して背負える)が当たり前だから、店頭で手に入る大手メーカーの製品になる。実質的にはほとんどオスプレーとグレゴリー二択で、ちょっといろいろ考えてドイター、くらいがアメリカのマーケット事情だろう。

中量級

Deuter ACT Lite 50+10

ここ数年愛用して来たACT Lite。同クラスの他社製品に比べ、横幅が3cmくらい細身で、腕の動きを妨げないのがお気に入り。また実質50リットルのフォルムなので、荷物が小さくスッキリする。サイドのコンプレッションは、上の気室の横にベルト一本(クリップ付き)だけで自分はあまり上手く使えなかったが、気室を平たくして背中に重心を近づけることよりも、上の気室に荷物を集めることでバランスを取っていた。バックパック自体の重量は1730g。

Osprey Volt 60

昨年あたりに背面パネルを変更して、「大きなタロン」に近づいたボルト。オフィシャルのビデオではヒップベルトに変更は無いが、今年(2017年)店頭で確認したら少しシンプルな物に変わっていたように見えた(以前のモデルでは移動できるウエストのパッドがあったが無くなった)のでまだマイナーチェンジするかもしれない。ボトムがガバッと開き、メーカー推奨で23kgまで背負える。

実は、ヘイデュークトレイルを歩くにあたって自分はボルトも検討した。ただ、考えたのはワンサイズ大きな75だ。食料を8日分とか水を8リットルとかが何回も、という条件から、容量の大きいモノを考えた。なんとボルト60が1780gなのに、15リットルも容量が大きい75は1840gしかない。

Volt75

今後、2週間補給ナシとかいうハイクをするハメになったら、この75は有力候補だ。

アメリカのアウトドアショップでバックパックを眺めるからには、当然グレゴリーも考えていた。ただ、最初はスタウト(Stout)というモデルを見ていた。スタウトはバルトロの軽量版だろうと考えていたのだが、モデルチェンジして随分スッキリしたデザインになったなあ、と思ったところにパラゴンがリリースされた。

Gregory Paragon 58

えっ、グレゴリーがこんな軽いモノを出したのか!と驚いた。小さなインナーのサック(グレゴリーは「サイドキック」と呼んでいる)とレインカバーも付いて、トルソー短めのS/Mサイズなら1590gということになっている(新しいモデルなので、まだいろんな数字が出てしまっているけどコレがどうやら本当。M/Lだと1620gか)。トップリッドが取り外せるようになっていて、ここはスッキリした新スタウトと大きな違い。
S/Mサイズだと55リットルになるそうなので、ワンサイズ大きなこちらも検討。

Paragon 68

レインカバーとサイドキックを除けば1600gくらいになるようだ。
グレゴリーが(彼らにしては)随分軽量なモデルを出してきたというのは驚きだが、オフィシャルサイトでもそのスペック、特に重量に関する表記がメチャクチャなのが笑える。現在のハイカーが、どれだけネットでスペックをチェックしているかよく分かってないのだなと思う。心配だ(笑)
とにかくヒップベルトはしっかり、大きなアルミフレームで安定してそう。背負い心地を保ったまま軽量化、のモデルに見える。

MountainHardwear Ozonic 65

防水バックパック、というのは時々見かけるが、なかなかメジャーになるものはない。やっぱりみんな、穴が開いたらそれまでというのが引っかかるのだろうか。このオゾニックも昨年くらいからレビューなどを眺めていたのだが、最近安売りでしか見かけなくなった。レインカバーやスタッフサックが不要になるから、方向性としては良いはずなんだけど。

つづいて、軽重量級を考えてみる。

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