【群馬・福島・栃木・新潟】宿泊して満喫したい日本一の山岳湿原「尾瀬」 ハイキング見どころ5選

群馬県、福島県、栃木県、新潟県の4県またがる「尾瀬国立公園」。尾瀬ヶ原、尾瀬沼、至仏山(しふつさん/しぶつさん)、燧ケ岳(ひうちがたけ)など見どころが多く、また広範囲に広がっているため日帰りではその良さを十分味わうことができません。幸い公園内には各所に山小屋国民宿舎が作られているので、少なくとも1泊はして、ハイキングを満喫したいものです。今回はそんな尾瀬国立公園の見どころ5選をご紹介します。

<尾瀬国立公園 見どころ5選>

  • 1. 尾瀬の入山ポイント「鳩待峠」
  • 2.尾瀬の大湿原が広がる「尾瀬ヶ原」
  • 3.尾瀬のもう一つのシンボル山「燧ケ岳」
  • 4.周遊ハイキングを楽しみたい「尾瀬沼」
  • 5.尾瀬を彩る高山植物あれこれ
  • アクセス
  • まとめ

 

見どころ1.尾瀬の入山ポイント「鳩待峠」

尾瀬国立公園(これ以降「尾瀬」と呼ぶ)のベストシーズンは5月下旬から10月中旬まで。10月末にビジターセンターやは宿泊施設は閉まるところがほとんど。この限られた約5か月を利用して尾瀬にでかけてみましょう。

入山箇所はいくつかありますが、東京、名古屋、大阪など太平洋側から行った場合に一番アクセスの良いのが「鳩待峠」。ここには休憩所や山小屋があり活動の中心になっています。

鳩待峠を出発して向かうのが山の鼻。ここにはビジターセンターがあります。途中に至仏山が左側に見え、5~6月のシーズンになるとミズバショウの花が満開になり美しい光景を造り出します。至仏山へのハイキングも可能ですが、その場合には鳩待峠から直接向かう行き方と山の鼻経由で行く行き方の2つのコースがあります。

「山の鼻」は鳩待峠から出発して1時間ほどすると到着する拠点です。ビジターセンター、山小屋、また「植物研究見本園」があります。ここから尾瀬ヶ原に向けて本格的なハイキングコースが始まります。

 

見どころ2.尾瀬の大湿原が広がる「尾瀬ヶ原」

尾瀬ヶ原は尾瀬ハイキングの中心となる所です。周り一帯が湿原になっており、ハイキングコースは全長に木道が整備されているので、とても歩きやすくなっています。尾瀬ヶ原の見所は何といっても春から秋まで時期をずらして咲き誇る数々の高原植物です。また、9月中旬から10月初めにかけては草原が金色になり周りの森林では紅葉も始まります。

尾瀬ヶ原の拠点は「竜宮」ですが、そこから北に向かって40分ほど歩くと「ヨッピ吊り橋」に着きます。「ヨッピ」とはアイヌ語で「川が集まる」所を意味するそうですが、尾瀬でなぜアイヌ語が使われているのかは不明です。この吊り橋、ハイキングシーズンの終わりには毎年、踏み板が取り換えられます。それは冬の間に放っておくと積もった雪の重さで橋が切れてしまうからだそうです。この橋の手前にはベルが取り付けられています。クマよけのためなので渡る前に必ずこのベルを鳴らして渡ってください。

 

見どころ3.尾瀬のもう一つのシンボル山「燧ケ岳」

尾瀬ヶ原の東端にある「見晴」を過ぎると目の前に燧ケ岳(ひうちがだけ)がよく見えてきます。雨が多いときには随所にある池に水が良く溜まり、そこに逆さ燧ヶ岳が映ることもあります。

燧ケ岳は福島県に属し、標高2356mの東北で一番高い山です。登るのはそれほど簡単ではないため初心者には向いていませんが、登頂すると眼下に尾瀬ヶ原や尾瀬沼の風景が一望できます。

 

見どころ4.周遊ハイキングを楽しみたい「尾瀬沼」

尾瀬国立公園の東側にある「尾瀬沼」は燧ヶ岳の噴火によってできた湖です。標高1660mの高地にあり、周囲には様々な湿原や小沼があります。周囲に遊歩道が整備されており約2時間半で回ることができます。途中に展望台があり、そこから燧ヶ岳の美しい風景を眺めることができます。

尾瀬沼の中心は尾瀬沼東岸地区。ここにはビジターセンター、山小屋などがあり尾瀬の東側エリアの中心になっています。

 

見どころ5.尾瀬を彩る高山植物あれこれ

尾瀬で見逃せないのがバラエティーに富む高原植物です。

尾瀬で一番有名な植物が「ミズバショウ」。5月下旬から6月中旬に掛けて美しい白い花が湿原一帯に咲き誇ります。

かわいらしい白い花を付けているのがアジサイと同じ仲間の「ノリウツギ」。

尾瀬ではコオニユリやニッコウキスゲもオレンジや黄色の色を添えてくれます。

尾瀬の宿泊施設

出典:環境省ホームページ (https://www.env.go.jp/park/oze/photo/a4/a4_p013.html)

尾瀬には、各拠点に山小屋が作られています。素泊まりの施設から2食付きのもの、また国民宿舎「尾瀬ロッジ」もあります。宿泊料は1泊2食付きで1万円前後です。宿泊して尾瀬を楽しむメリットは、もちろんより多くの場所を探索できることですが、それと同時に早朝や夕方の風景など昼間とは違った幻想的な風景に出会えることにもあります。

参考サイト: http://www.tepco.co.jp/oze/iku/lodge/list-j.html

 

アクセス

尾瀬へのアクセスには上越新幹線で高崎駅まで行き、そこでJR上越線に乗り換え沼田駅で下車。沼田駅から関越バスで尾瀬戸倉に行きます。バスの所要時間約90分。尾瀬戸倉から鳩待峠までは乗り合いバスで約25分で着きます。

 

まとめ

高山植物に彩られた湿原が、遙かかなたまで続く尾瀬。都会の騒音を離れ、自然の中に身を置き静かな時間を過ごすにぴったりの所です。日帰りでも行けますが、尾瀬はエリアが広く、また、昼間では見られない早朝や夕方など美しい風景を満喫するには、各拠点に整備された山小屋などに滞在してハイキングを楽しむことをおすすめします。ぜひ5月下旬から紅葉の季節が終わるまでの時期に旅の計画を立ててみてください。

記事/Setsuko Truong

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