【東京都】都心から近く自然に癒される都民の森、三頭山ハイキングコースの見どころ5選

写真提供:都民の森(大滝の路からの展望)

 

三頭山(みとうさん)は東京都と山梨県にまたがる標高1531mの山です。3つの頂上(西峰、中央峰、東峰)があるところから三頭山という名前が付けられました。自然が残り野生の動植物が生育する奥多摩の「都民の森」。その森の頂点に位置する三頭山周辺にはハイキングコースがいくつか整備されています。ここでは魅力あふれる三頭山ハイキングの見どころ5選をご紹介します。

 

見どころ その1.森林館

写真提供:都民の森

都民の森を通って三頭山を含むハイキングコースには、ブナの路コースと三頭山周遊コースがありますが、ここでは三頭山に最短距離で行けるブナの路コースをご紹介したいと思います。所要時間3~4時間。コースのスタートは都民の森の「森林館」です。森林館は都民の森のビジターセンター。ハイキングや森林の自然について様々な情報が入手でき、また館内には休憩室とレストランもあります。

写真提供:都民の森

森林館と同じエリアにある木材工芸センターでは、家具を製作したり手形抜きなどの木工芸を楽しむことができます。この写真のラックは木材工芸センターで制作できるサンプルの一つです。

 

見どころ その2.大滝の路(森林セラピーロード)

写真提供:都民の森

森林館を出ると南に向かって延びているのが「大滝の路」。2007年に東京都で初めて「森林セラピーロード」に認定された全長1kmに渡る散策路です。「森林浴」という言葉でも知られるように、森林は癒される要素を提供してくれます。この要素を科学的に分析しさらにセラピーにまで高めたのが森林セラピーロードです。大滝の路にはウッドチップが敷かれ歩きやすく周囲には様々な樹木が生育しています。

写真提供:都民の森

大滝の路ではバードウォッチングや野生の草花の観察を楽しむことができます。都民の森では年間を通じ、日を決めてこうした活動ができる「自然教室」を開催しており、指導員が案内してくれます。参加費100円(保険料)。

写真提供:都民の森(写真はヤマガラ)

都民の森には写真に写っているヤマガラを初め、アカゲラ、キビタキ、エナガなどの野鳥や、アカヤシオ、イワウチワ、ヤマシャクナゲなどの植物が訪れる人を楽しませてくれます。

 

見どころ その3.滝見橋/三頭大滝

大滝の路の終わりは三頭大滝滝見橋です。三頭大滝は落差35m。奥多摩を流れる南秋川の最も上流にあり、南秋川では最大の滝になっています。散策路から滝がある側まで吊り橋「滝見橋」が掛けられているので、橋に立つと滝を間近に見ることができます。

写真提供:都民の森

三頭大滝の周辺は夏は緑が美しく、秋になると写真のように紅葉となり、美しい風景を作り出してくれます。

 

見どころ その4.ブナの路

写真提供:都民の森

セラピーロードは三頭大滝の所で終わりますが、ブナの路コースはさらに続き、三頭山につながるブナ林の中に入っていきます。歩道も本格的な登山道に変わります。写真はブナ路入り口付近です。冬になるとこのように雪が積もります。

写真提供:都民の森

今でも残るブナの原生林。東京都にありながらまだこんなに自然が残っていることは案外知られていないのではないでしょうか。

 

見どころ  その5.三頭山からの眺め

写真提供:都民の森

坂道や急な階段を登りブナ林を通り過ぎやっと到着するのが「三頭山」の山頂。この地点での標高1524.5mを示す石柱が立っています。

三頭山山頂付近には展望台があり、天気の良い日には写真のように富士山が南に見えます。ここで少し休憩し、後は、北側の山道を通り森林館目指して下山です。

■都民の森 公式サイト

アクセス:都民の森へのアクセスには車を利用するのが一番簡単ですが、公共交通機関を利用する場合は、JR五日市線「武蔵五日市駅」で下車し、そこから西東京バス「都民の森行き」に乗り75分

 

まとめ

東京都心から簡単に行ける都民の森。その森の頂点にある三頭山へのハイキングコースとしてブナ林を通るコースをご紹介しました。森の情報を提供してくれる森林館、心が癒されるセラピーロード、美しい三頭大滝、ブナの原生林を通ってたどり着く三頭山、そしてそこから展望できる富士山。三頭山へのハイキングではきっと充実した1日が過ごせることでしょう。ぜひ出かけてみてください。

文/Setsuko Truong

 

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