【シンガポール】ブキ・ティマ自然保護区 かつてスマトラ虎が生息していた国内最大の熱帯雨林地帯

東南アジアの中心都市として発展著しいシンガポール。日本からもたくさんの旅行者が訪れ、都市やグルメ、民族文化に触れることの出来るスポットもたくさんあるが、「ガーデンシティ」と呼ばれるこの国には、ハイキングで自然や多種多様な動植物と出会うことのできるトレイルがある。今回はそんなシンガポールの中でも観光客に人気のブキ・ティマ自然保護区(Bukit Timah Nature Reserve)を紹介したい。

シンガポールの豊かな自然を気軽に体験

ブキ・ティマ自然保護区は、シンガポールの中心部、ダウンタウンのすぐ外に 162 ヘクタール (400 エーカー) にわたって広がる国内最大の熱帯雨林地域だ。500種類もの生物と840種類もの花が育ち、ASEAN 遺産公園 (ASEAN ヘリテージ パーク) の 1 つとして指定を受けている。この保護区には4つのトレイルコースがあり、どのトレイルからもシンガポール最高峰、ブキ・ティマ・ヒル(163m)に登ることができる。

トレイルの玄関口のブキ・ティマ・ヒル・ビジター・センターでは、コースが掲載された無料のパンフレットがもらえるので観光客は必ず手に入れたい(各コース片道30分~1時間程度)。展示ギャラリーには対話式のタッチスクリーン、情報満載のフォレストエコロジーディスプレイなどの他、かつてこの自然保護区内を闊歩していた“スマトラ虎”のレプリカ2体が展示されている他、多種多様な鳥類やこの保護区に暮らす多くの生物について知ることが出来る。

■コース

トレイルは2016年には新しい階段、遊歩道、ロープの柵を設置するなど、十分に整備されており、初心者にも歩きやすいコースになっている。のんびりとそぞろ歩きを楽しむのか、汗を流す本格的なウォーキングに挑戦するのか、4つのコースから難易度を考え選ぶことができる。また、歩くより自転車で保護区を巡りたいという方のために、専用のサイクリングルートも用意されている。

■ポイント

ブキ・ティマ自然保護区は、週末の午前中など、都会の喧噪を離れて自然保護区を訪れるハイカーが多く、家族でも自然との触れ合いを楽しむことができるスポットだ。しかし、ブキ・ティマ・ヒルの高所ルートには難易度の高いルートもあるため、場所によってはトレッキング用の準備を十分に整えていく必要もある。 また虫除けはなるべく持参し、野生の猿に食べ物を与えないよう注意も必要だ。

■アクティビティ

子ども連れの場合は、iheART Natureワークショップのいずれかでアートや手作り作品に挑戦したり、保護区で催されるネイチャー体験ウォーキングに参加するのもおすすめ。さらにネイチャーキーパープログラムに参加すれば、保護区の野生生物をいかに保護し、種を保存していくかについて分かりやすく楽しみながら学ぶこともできる。

【写真協力 シンガポール政府観光局】

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