ニュージーランド

Lake-Waikaremoana-Track

ハイカーに人気の国・ニュージーランド。この国には、シダの森や湖水、氷河、火山まで大自然を探索しながら美しい風景を満喫できる数多くのトラックが整備されており、体力や経験に応じて選ぶことができる。その中でも「グレート・ウォーク」と呼ばれる9つのトレイルは、この国を代表するひときわ雄大な景色を楽しみながら歩くことができる。

レイク・ワイカレモアナ(Lake Waikaremoana Track)

Lake Waikaremoano. Te Urewera national park. North Island. New Zealand.

地域  :北島・ホークスベイ

ワイロアから車で40分、ギズボーンから車で1時間30分

距離  :約 46km

日数  :3-4日間

コース :

1日目 オネポト > パネキレ・ハット、8.8 km

2日目 パネキレ・ハット > ワイオパオア・ハット、7.6 km

3日目 ワイオパオア・ハット > マラウイティ・ハット、12.1 km

4日目 マラウイティ・ハット > ホプルアヒネ、14.2 km

概要  :

北島最大の原生林が広がりるこの地域は、「霧の子供たち」とも呼ばれるマオリのナイ・トゥホエ族が代々暮らしてきた場所。所要は3~4日間。手付かずの降雨林や潅木地、湿地、緑豊かな茂み、そしてゴブリンのような魔物が姿を現しそうな森林の中を通る。

ファンガヌイ・ジャーニー(Whanganui Journey)

Lake-Waikaremoana-Track

地域  :北島・ルアペフ

ワンガヌイから車で40分、タウマルヌイから車で30分

距離  :145km

日数  :5日間

コース :

1日目 チェリー・グローブ、タウマルヌイ

> ポウカリア・キャンプサイト、36 km

2日目 ポウカリア・キャンプサイト > マンガパパ・キャンプサイト、32 km

3日目 マンガパパ・キャンプサイト > ジョン・クール・ハット、37 km

4日目 ジョン・クール・ハット > ティエケ・カインガ・ハット、30 km

5日目 ティエケ・カインガ・ハット > ピピリキ、20 km

概要  :

全長290kmのファンガヌイ川をカヌーやカヤックで145kmの区間を下るコース。広大なファンガヌイ国立公園の奥地で急斜面の峡谷を流れる川の上を漂いながら、文明とかけ離れた世界に浸ることができる。川辺まで覆い被さるような原生林は野鳥の宝庫。

トンガリロ・ノーザン・サーキット(Tongariro Northern Circuit)

Tongariro-Alpine-Crossing

地域  :北島・ルアペフ

タウポから車で 1時間40分、ロトルアから車で 2時間12分

距離  :41km

日数  :3-4日間

コース :

1日目 ファカパパ・ビレッジ > マンガテポポ・ハット、8.5 km

2日目 マンガテポポ・ハット > エメラルド湖 > オトゥレレ・ハット、12.8 km

3日目 オトゥレレ・ハット > ワイホホヌ・ハット、7.5km

4日目 ワイホホヌ・ハット > ファカパパ・ビレッジ、14.3km

概要  :

トンガリロ国立公園内でも最も美しい円錐形をしたナウルホエ山を中心とする周回コース。ナウルホエ山は、現在は活動を休止しているが、1839年以降に61回も噴火したニュージーランドでも有数の活発な火山。サーキットで歩くには時間が足りないというハイカーには、日帰りコースもある。火山の周りをぐるりと歩く体験は生涯心に残る思い出になるはず。

アベル・タスマン・コースト・トラック(Abel Tasman Coast Track)

Abel_Tasman

地域  :南島・ネルソン

モトゥエカから車で10分、ネルソンから車で40分

距離  :51km

日数  :3-5日間

コース :

1日目 マラハウ > アンカレッジ、 12.4km

2日目 アンカレッジ > バーク・ベイ、12.1km

3日目 バーク・ベイ > アワロア、11.4km

4日目 アワロア > ファリファランギ、13km

概要  :

風光明媚なアベル・タスマン国立公園を歩きながら、美しいビーチと素晴らしい岩の造形、そして愛嬌いっぱいの野生動物たちとの出会いを楽しむコース。このトラックは周回コースではないため、往路か復路に何らかの移動手段を手配しておく必要がある。シャトルやウォーター・タクシーは頻繁に出発しているためおススメ 。

ヒーフィー・トラック(Heaphy Track)

地域  :南島・ウエストコースト

ウエストポートから車で1時間10分、タカカから車で1時間

距離  :78.4km

日数  :4-6日間

コース :

1日目 ブラウン・ハット > ペリー・サドル、17.5km

2日目 ペリー・サドル > サクソン・ハット、12.4km

3日目 サクソン・ハット > ジェームス・マッケイ・ハット、11.8km

4日目 ジェームス・マッケイ・ハット > ヒーフィー・ハット、20km

5日目 ヒーフィー・ハット > コハイハイ駐車場、16.2km

概要  :

数あるグレート・ウォークのなかでも特に明瞭なコントラストが楽しめるコース。うっそうとした降雨林、亜高山帯のタソックの草原、高く険しい山々、低地林とヤシの木に縁取られたビーチへと風景が変化していく。トラックのあるカフランギ国立公園は全国で2番目の規模を誇る国立公園で、オオマダラキーウィの生息地となっている。また石灰岩や大理石を基盤とする一部の地域では、多数の洞窟と絶壁、天然のアーチ、陥没穴、浸食を受けた岩が特徴的な風景を形作っている。

ルートバーン・トラック(Routeburn Track)

Routeburn-Track

地域  :南島・フィヨルドランド

クィーンズタウンから車で45分、テ・アナウから車で1時間

距離  :32km

日数  :3日間

コース :

1日目 ルートバーン・シェルター > ルートバーン・フォールズ・ハット、8.8km

2日目 ルートバーン・フォールズ・ハット> レイク・マッケンジー・ハット、11.3km

3日目 レイク・マッケンジー・ハット > ザ・ディバイド、12km

概要  :

比較的短いトレッキングコースだが、風景の雄大さは他のトラックに負けず随一。ルートバーン・トラックのある辺りはニュージーランドでも特に風光明媚で、氷河の残したフィヨルド、岩がちな海岸線、そびえ立つ崖、湖、滝が集まっている。森林は固有種の野鳥の宝庫です。トムティット、ロビン、ファンテイル、ウッドピジョン、ベルバードのほか、世界で唯一の山岳性オウム、ケアが生息している。5月~9月のオフシーズンは雪崩の危険性が高いため、避けた方がよい。

ミルフォード・トラック(Milford Track)

Milford-Sound-Fiordland

地域  :南島・フィヨルドランド

クィーンズタウンから車で2時間20分

距離  :53.5km

日数  :4日間

コース :

1日目 グレード・ウォーフ > クリントン・ハット、5km

2日目 クリントン・ハット > ミンタロ・ハット、16.5km

3日目 ミンタロ・ハット > ダンプリング・ハット、14km

4日目 ダンプリング・ハット > サンドフライ・ポイント、18km

概要  :

今からおよそ100年前、ロンドン・スペクテーター誌上で詩人ブランシュ・ボーガンが「世界一の散歩道」と評した、ニュージーランドでも最も有名な遊歩道。手付かずの自然が美しい湖、空に向かってそびえる山々、広大な渓谷の眺めを満喫し、ニュージーランドで最大の落差を誇るサザーランド滝の深い霧を満喫できる。

ケプラー・トラック(Kepler Track)

Kepler-Track-Fiordland

地域  :南島・フィヨルドランド

テ・アナウから車で5分、クィーンズタウンから車で2時間

距離  :60km

日数  :3-4日間

コース :

1日目 テ・アナウ > ラクスモア・ハット、15.8km

2日目 ラクスモア・ハット > アイリス・バーン・ハット、14.6km

3日目 アイリス・バーン・ハット > モトゥラウ・ハット、16.2km

4日目 モトゥラウ・ハット > レインボー・リーチ、 6km

概要  :

かつてマオリの人々が歩いた道か開拓時代の探検家が開いた道ではなく、パノラマ風景を楽しむためのレジャー用として、1988年に開通、整備された遊歩道。コケに覆われたブナの森や、多彩な野鳥たち、タソックの茂る高原、雄大な山々、幾筋もの滝、氷河に削られてできた谷、緑豊かな河岸、石灰岩の造形など見どころが満載。階段や板張りの歩道など、トラックは歩きやすいように整備されている。

ラキウラ・トラック(Rakiura Track)

地域  :スチュアート島 – ラキウラ

ブラフから船で1時間、インバーカーギルから飛行機で30分

距離  :36km

日数  :3日間

コース :

1日目 リー・ベイ > ポート・ウィリアム・ハット、8km

2日目 ポート・ウィリアム・ハット > ノース・アーム・ハット、13km

3日目 ノース・アーム・ハット > ファーン・ガリー駐車場、11km

概要  :

何千年もの間ほとんど変わらない独自の環境が残るスチュアート島は野鳥の宝庫。人口400人足らずの島はマキ科の樹木が茂る森林に覆われていて、大半が野鳥の楽園となっている。 トラックは眺めのよい海沿いから森林に覆われた尾根へ上り、ひっそりとした海岸線へと伸びていて、そのほとんどが板張りの遊歩道になっている。 美しい手付かずのビーチは特に素晴らしく、かつてマオリの村と製材所があったマオリ・ビーチなどの見どころがある。

写真協力、参考・参照サイト:ニュージーランド政府観光局公式ウェブサイト

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