【ペルー】 絶景と謎に包まれた天空の世界遺産「マチュピチュ」 5つの魅力紹介

 

南米ペルーの天空の世界遺産「マチュピチュ」。雲がかかる険しい山と驚くまでによく保存された遺跡。それらが織りなす絶景は「死ぬまでに絶対行きたい」スポットにも挙げられています。1911年に発見されたこのインカ帝国の遺跡は今では世界中から多くの人が訪れる人気観光スポットに。マチュピチュとは一体どんなところなのかその魅力に迫ります。

<世界遺産マチュピチュ 5つの旅の魅力>

  • その1. スペイン風の建物が並ぶ玄関口「クスコ」
  • その2.マチュピチュの食料を供給していた段々畑
  • その3.よく保存されたマチュピチュの街
  • その4.マチュピチュの太陽信仰を示すモニュメント
  • その5.最初から歩く「インカ道」トレッキング
  • アクセス
  • まとめ

 

その1.スペイン風の建物が並ぶ玄関口「クスコ」

マチュピチュの玄関口「クスコ」は昔インカ帝国の首都だったところ。標高3400mもの高地に位置するこの都市は、その市街地全体が世界遺産に登録されています。1532年にはスペインに滅ぼされ植民地化された所ですが、そのために町のあちこちにスペイン風の建物が見られます。アルマス広場にある大聖堂ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会がその代表的な建造物です。

目的地のマチュピチュに行くには車では行けないので鉄道を利用します。列車の所要時間は3時間。 詳しい内容は後述の「アクセス」をご覧ください。

 

その2.マチュピチュの食料を供給していた段々畑

さていよいよマチュピチュ探索の始まりです。標高2430mの山の中に作られたマチュピチュは実際に何のための場所だったのか真相は未だ不明です。王族の離宮だったという説や、スペイン人から逃れるために築いた秘密都市だったという説があります。

マチュピチュに着いてゲートをくぐるとまず目の前に現れるのが40段ある段々畑。ここで暮らしていた人々のために野菜などを育てていたと考えられています。

マチュピチュは文化世界遺産であると同時に自然文化遺産でもあり複合遺産として登録されていますが、その自然の一つが動物。ナキウサギコンドルなど多くの動物が生息しています。段々畑では草を食むリャマの姿も見られます。ただしリャマは飼育されているので野生の動物ではないそうです。

 

その3.よく保存されたマチュピチュの街

40段の段々畑、距離にして100m以上の坂を登りつめると突然目の前に現れるのがマチュピチュの市街地。ここには200軒を超える家が立ち並んでいたと思われる跡が残っています。

マチュピチュはインカ帝国に侵略してきたスペイン人には見つからなかったのですが、インカ人達は、敗北がはっきりした時に、それまで建っていた建物をすべて焼き払って下山したと言われています。そのせいで残っているのは石垣や石壁などの石で作ったものばかりですが、構築技術が高いため500年を過ぎてもほとんど崩れないでその状態を保っています。

 

その4.マチュピチュの太陽信仰を示すモニュメント

マチュピチュにはたくさんのモニュメントが残っていますが、その中の一つが太陽信仰を代表する「太陽の神殿」。2階建てになったこの建造物の上階には窓が2つあります。一つは東側、もう一つは南側に面しています。東側の窓は冬至の朝になると太陽の光がその窓から差し込むようになっており、南側の窓は夏至の朝に同じような現象が起きるように設計されています。

日時計(Intihuatana (solar clock) at Machu Picchu, Peru) by Jordan Klein from San Francisco https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Intihuatana_Solar_Clock.jpg

マチュピチュの日時計と言われるのが「インティワタナ」。「インティ」は太陽を意味し「ワタナ」は「つなぐ」という意味になります。上部に突き出ている石は直方体に近い形をしていますが、冬至になると4つの角すべてに太陽の光が当たるそうです。この日時計の上部に手をかざすとパワーがもらえると言われています。ただし周囲にロープが張られ触れることが禁じられています。

 

その5.最初から歩く「インカ道」トレッキング

これまではクスコから交通機関を利用してマチュピチュを訪ね、遺跡内を探索する方法をご紹介しましたが、クスコから「インカ道」と言われるコースをずっと歩いてマチュピチュまで行く方法もあります。

コースには45kmの道のりをテントで野宿をしながら4日掛けて行くコースと1日で行ける近道コースがあります。トレッキングするにはツアーに参加して挑戦してみてください。簡単な方法ではありませんが、昔のインカ帝国の人がどんな思いでマチュピチュまで登ったかが体感できますね。

■ツアーの参考サイト

 

アクセス

日本からマチュピチュの玄関口であるクスコに行くには、まず成田からペルーのリマに飛びます。リマまでの直行便はないのでユナイテッド航空を使ってヒューストン経由で行くか、エア・カナダでバンクーバーとトロント経由で行く2つの方法が一般的です。

リマからは国内線に乗り換え玄関口であるクスコに飛びます。
クスコではバスで2時間の所にある「オリャンタイタンボ駅」に移動し、その駅からマチュピチュ行きの列車に乗ります。列車の所要時間は3時間。マチュピチュ村の駅からマチュピチュ遺跡まではバスが出ています。30分で遺跡に着きます。

 

まとめ

日本からはちょうど地球の裏側にあるペルーのマチュピチュ。決して近くはありませんが、それでも行きたいと思う人が多いのはそれだけのものがあるからだと納得できます。インカ文明は字を持たなかったため、今でも謎に包まれていることが多いマチュピチュ。年間の入場人数は決められていますが、ぜひチャンスを作って訪ね自分の目で壮大なインカ帝国の遺跡を確かめてください!

記事/Setsuko Truong

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