【南アフリカ】ブライデ・リバー・キャニオン 世界一の『緑の渓谷』を旅しよう

南アフリカ東部ムプマランガ州に位置する「ブライデ・リバー・キャニオン自然保護区」。実はここはアメリカのグランドキャニオンや、ナミビアのフィッシュリバーキャニオンに次ぐ世界で3番目に大きい渓谷であり、草木が生えている渓谷、【緑の渓谷】としては世界一の大きさだ。

圏内には【神が覗いた窓】と言い伝えられる「ゴッズ・ウィンドウ」や、川の流れによって浸食された「ブルックス・ラック・ポットホールズ」など、渓谷には訪れる者を魅了する南アフリカ最高の絶景が広がり、ハイキングなどのアクティビティーも楽しめる。またブライデ・リバー・キャニオン自然保護区を縦に走るドライブコースは「パノラマルート」と呼ばれ、観光地を巡りながら大自然を満喫できる。

神が覗いた窓 ゴッズ・ウィンドウ

画像提供:南アフリカ観光局

2万9,000ヘクタールに及ぶブライデ・リバー・キャニオン自然保護区には南アフリカで最高の眺望を誇るゴッズ・ウィンドウがある。ゴッズ・ウィンドウは、「ここからの眺望に心を打たれた神がアフリカの大地を創造した」という言い伝えが存在するほど美しい眺めに出会える。

700メートルもの高低差のある断崖の上からは壮大なローフェルド(低草原地帯)が一望でき、天気の良い日にはレボンボ山脈の方向にアフリカを代表する野生動物保護区・クルーガー国立公園、遠くモザンビークまで見渡すことが出来る。

 

滝つぼにコインを投げれば願いが叶う?

画像提供:南アフリカ観光局

自然が作り上げた名所はほかに「ブルックス・ラック・ポットホールズ」がある。ブライデ・リバー(喜びの川)トュリエル・リバー(悲しみの川)が交わることでできる自然の渦が、何千年にもわたり渓谷の赤と黄色の岩を円筒状に削り取り、いくつもの穴をつくり上げた。

ここはかつて探鉱者が金を探し回っていた場所で19世紀の金探鉱者トム・ブルックが財を成したと言われており、橋の上からコインを落とし、コインが滝つぼに入ると願いが叶うと言われている。

 

円錐形の奇岩が3つ並んだスリー・ロンダベルズ

画像提供:南アフリカ観光局

渓谷から東方に位置するスリー・ロンダベルズ(スリー・シスターズ)は、ロンダベル(円錐形の建物)が3つ並んでいるように見えることからその名がついたスポットで、渓谷の壁から3つの巨大なドロマイト岩がそびえ、昔このあたりに住んでいた酋長が、それぞれの岩に3人の妻の名前を付けたと言われている。木に覆われた渓谷からは、ピナクル(尖峰)というピッタリの名前を付けられた珪岩の円柱が伸びており、さらに壮大な眺めになっている。

 

多様な動植物

画像提供:南アフリカ観光局

ブライデ・リバー・キャニオン自然保護区は、霧の多い高地から、ブライデ・リバー・ダム周辺の乾燥し温暖なローフェルドまで変化に富んでいる。

中には絶滅危惧種のソテツをはじめ、1,000種以上もの植物を見ることができ、春には野生の花々が咲き乱れ、絨毯を敷いたようになる。緑の渓谷には鳥や動物もたくさんいて、断崖の出っ張りに巣を作るコシジロイヌワシや、南アフリカに生息する霊長類5種すべて、ベルベットモンキーとサマンゴモンキー、チャクマヒヒ、2種類のガラゴ(ブッシュベイビーとも呼ばれる)も見ることができる。

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