【南アフリカ】ウカシャンバ・ドラケンスバーグ・パーク 3,000m級の山が連なる世界遺産

日本を離れ、海外へ旅するとさまざまな非日常を体験することが出来る。中でも雄大な手つかずの大自然が広がる南アフリカは、訪れるものを魅了してやまない究極の旅先のひとつ。

皆さんは、南アフリカと聞いて想像するものは何だろうか? ゾウやライオンなどの野生動物、アフリカ大陸最南西端の喜望峰、歴史に詳しい人は「ネルソン・マンデラ(2018年は生誕100周年の記念年)」を連想するかもしれない。南アフリカには現在9つのユネスコ世界遺産がある。そのうち自然遺産は3カ所あり、どれも日本人には馴染みのない名前ばかりだ。

今回はその南アフリカが誇る世界遺産のひとつ、「ウカシャンバ・ドラケンスバーグ・パーク(Ukhahlamba-Drakensberg Park)」を紹介したい。

画像提供:南アフリカ観光局

 

標高3,000mを超える山々が連なる山岳地帯

首都ヨハネスブルクから車で約4時間、南アフリカ共和国東部にある「ウカシャンバ・ドラケンスバーグ・パーク」。「ウカシャンバ」はズールー族の言葉で“槍の砦”を意味し、「ドラケンスバーグ」とはアフリカーンス語で“竜の山々“を意味する「ドラケンスベルヘ」の英語読みから由来する。

この地帯では、3,000m級の山が10以上も連なる雄大な山岳風景が楽しめる。切り立った崖や深い渓谷、透明度の高い川に恵まれた自然の美しさと、そこに残されている文化遺産の重要性が評価され、2000年にユネスコ世界遺産に登録された。

画像提供:南アフリカ観光局

 

24万haのパーク内では、かつて狩猟採集民としてこの地に暮らしていたサン族(バサルワ族、ブッシュマン)の岩絵が550カ所以上、35,000も発見されており、古いものは2400年前のものと推定されている。また、サハラ砂漠以南に残っている同様の岩絵に比べ、保存状態が良いことでも知られている。観光客が見学できる岩絵としては、ジャイアンツ・キャッスル(標高3315m)の洞窟があり、毎日見学ツアーが実施されている他、サン族の生活を再現した野外博物館もある。

画像提供:南アフリカ観光局

 

圏内はハイキングやトレッキング用のルートが整備されており、レベルに合わせて深い渓谷や天然の岩のプール、滝などを散策することが可能だ。さらに園内にはエランド(大カモシカ)や、300種を超す鳥類が生息しており、バードウオッチングの楽しみも尽きない。スリルを求めるなら、ロッククライミングや、冬季にはアイスクライミングも体験できる。

宿泊施設はホテルから簡素な山小屋、指定された洞窟でのキャンプまで、各種タイプが揃っており、南アフリカの雄大な自然を体感するには絶好の場所だ。

画像提供:南アフリカ観光局

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