【モンゴル】遊牧民が暮らす大草原の原風景を巡る旅 テレルジ7日間滞在記

今回はモンゴルの旅について記事を書かせていただきますが、モンゴルと言うと“相撲の国”ということぐらいで、あまりピンとこない方が多いのではないでしょうか。そこでまず、「モンゴルとはどういった国なのか」について簡単に説明しておこうと思います。

モンゴルってどんな国?

モンゴルは北側ロシアと南側の中国に挟まれたアジアの国で、首都のウランバートルにはモンゴル全体の人口のおよそ半分の人が住んでいます。日本だったら首都の東京以外にも大阪や名古屋などの大都市、その他中都市もありますが、モンゴルでは、首都のウランバートルに人、モノ、金が一極集中していて、その他の地域は取り残されたかのように近代的な町とは程遠い遊牧地帯が広がっています。そしてウランバートルが日本や中国、韓国のような経済的に発展しているアジアの国々のように都市化されているのに対し、大部分の遊牧地域では未だ遊牧民として暮らしている人たちがたくさんいるのです。彼らの暮らしは決して裕福とは言えませんが、大草原で牛や馬や羊などの家畜の世話をしながら明るく元気に暮らしています。

私はそんな遊牧民の生活を体験したい!そしてモンゴルの大草原や雲一つない青空、満天の星空を観てみたい!と思い、今年の9月上旬にはるばるモンゴルに飛び立ち、ウランバートルから車で1時間半のところにあるテレルジという所に行き、遊牧民の家で1週間程過ごしました。モンゴルと言えば相撲のイメージが強いですが相撲だけではありません。モンゴルには遊牧地帯でしか見られないような美しい草原が残されています。今回はその時に経験したことや満喫した美しい風景を紹介します。

モンゴルへの行き方

はじめに行き方ですが、

■成田空港からだと直行便で約5時間30分(年間を通して運行しています)

■関西国際空港から直行便で約4時間、羽田空港からだと約5時間

でモンゴルに行くことが出来ます。

ただ関西国際空港や羽田空港からの直行便は夏季のみで、便数も少ないです。またソウルや北京で乗り継ぎの便もありますが、接続に結構時間がかかることが多いのが難点です。ちなみにモンゴル行きの飛行機がある航空会社は、日本からの直行便を出しているミアットモンゴル航空と、乗り継ぎ便のある大韓航空や中国国際航空などです。

雄大な大草原が広がるテレルジ国立公園

大草原と馬たち

ウランバートルから車で1時間以上乗ると都会の風景が全くなくなり、一気に遊牧地域に変わります。ウランバートルから北東へ約70㎞、車で2時間弱のところにモンゴル式住居「ゲル」があり、草原や星空、そして乗馬なんかも楽しめる「テレルジ国立公園」があります。(観光客以外にも地元の人たちもテレルジで乗馬を楽しんでいます。)

私も5日間乗馬をしましたが、モンゴルの馬はサラブレッドよりも小柄でおとなしい性格なので、初心者の私でも楽しむことが出来ました。広大な草原を走ったり、川を馬で渡ったりと、日本では体験出来ないような外遊が楽しめるので、本当にオススメします。

モンゴル式住居「ゲル」

そしてテレルジ国立公園内にはいくつものツーリストキャンプがあり、ゲルに泊まって遊牧民の生活を体験することが出来ます。ゲルはそんなに広くはありませんが機能的で、最近では一般家庭にも電気が通っているので思った以上に快適でした。

遊牧民の生活

私は遊牧民の家でホームステイしたので、彼らとほとんど同じ生活を体験することが出来ました。

朝食のパンとウルム

朝は町で買ったパンに「ウルム」と呼ばれる牛のミルクでできたバターのようなものを付けて食べました。毎日搾乳をしているので、遊牧民の家にはいつも新鮮なミルクがあり、何も手を加えていないミルクは非常に濃厚で美味しかったです。そのほか毎日継ぎ足しされる馬のミルクを攪拌させて作った馬乳酒なんかも頂きました。アルコール度数は3%くらいで弱く、酸味の強いお酒でした。現地の遊牧民はお茶のような感覚で飲まれていました。ちなみに遊牧民がよく飲んでいるお茶はミルクティーのようなもので、お鍋に紅茶に牛のミルクを混ぜてそこにお塩を入れて作ります。最初は塩気が少し気になりましたが、慣れてくると美味しいチャー「お茶」として飲めるようになりました。

慣れるとおいしいチャー(お茶)

また遊牧地域ではそこら中で遊牧された牛や馬、羊を見ることが出来ます。私が滞在させていただいた家庭では牛と馬を飼っていたので、馬を遊牧に行ったり連れ戻したりする様子や、子牛に水を飲ませる様子をそばで見ることが出来ました。

牛や馬は遊牧民の生活に欠かせない

またテレルジ国立公園の近くには、大きなチンギス・ハーン像が目印の博物館があります。(広大な草原の中に高さ30mを超える巨大な騎馬像がポツンとあるため、遠くからでもすぐにわかります)館内ではモンゴル帝国の歴史や歴代の王の肖像画などが展示されているほか、当時の王族の衣装を着て記念撮影を出来るブースもあります。像の上まで上がると、どこまでも続く草原と青空を見渡すことが出来ます。テレルジ国立公園に来たら是非立ち寄ってみて下さい!

巨大なチンギスハーン像

まとめ

同じアジアで日本と近くて遠い国「モンゴル」では、そこでしか体験できないことがたくさんあります。人、モノ、金が一極集中した首都のウランバートルを知ることも出来れば、遊牧地域で大自然の中遊牧民の生活を体験することも出来ます。広大な草原や満天の星空や遊牧された動物はモンゴルでしか見ることが出来ません!また乗馬初心者でも大草原で外遊が楽しむことが出来ます!

私もまたいつかモンゴルに行って乗馬を楽しんだり、どこまでも広がる草原や美しい青空、満天の星空を眺めたりしてのんびりと過ごしたいです。そして都会の生活から離れて遊牧生活を送りたいです。

文・写真/旅する座敷わらし

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